当院はアニコム・アイペット損保窓口対応病院です

 

ずっと一緒に生活してきた大切な愛犬や愛猫たちも、やがて年老いてきます。 元気に走り回った頃と比べると、さまざまな機能が衰えてきますから、おれぞれの衰えに応じたライフスタイルが必要になります。

当院では、みなさんの愛犬・愛猫が穏やかな老後を過ごせるように、具体的なアドバイスを行ったり、ご相談に応じています。
ご不安なことやお困りの事があれば、ご遠慮なくお問い合わせください。
年老いてくると、人と同じように動物ものんびりとした生活を好みます。 冬は温かく、夏は風通しの良い静かな場所や部屋で暮らせるように考えてあげてください。 また、できるだけ頻繁に声をかけたり、やさしく撫でたりすることも大切です。
ただ、夜はみなさんも動物も眠る時間をきちんと取りましょう。
白内障などで目が見えにくくなると、神経質で臆病になりがちです。 急に触るとびっくりして、場合によっては咬むことも……驚かさないように、やさしく声をかけてからが基本です。
歩くことや立つことが困難になると、痩せて骨ばってきます。すると、腰骨や肩の関節部などで床ずれが起きやすくなります。 骨が当たっても皮膚が傷みにくいように、やわらかで厚みのある敷物で床ずれを防ぐ工夫をしてあげてください。
排泄も不自由になりますが叱らないでください。
おむつの使用は後肢の動きを妨げますから、早すぎる使用は寝たきりになるのを早めてしまいます。 自分の意思で排泄ができている間はこまめに介助してやってください。
歩けなくなった愛犬でも、外界の刺激を得るために屋外に出るようにすると痴呆の進行を遅らせる効果があります。